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結婚費用の貯金をはじめる前にまずはしっかり考えよう
いざ、結婚を考えた時、いったいいくら貯金を準備しないといけないのか。
数字を持たずして結婚資金はたまりません。
まずは、アンケートデータなどを参考に、世の中の平均額から大まかなイメージを掴んでみましょう。
どれだけの結婚費用がかかるかを知り、目標額を明確にする
結婚式・披露宴の規模や結納の有無、新婚旅行先によって変動はあるものの、婚約~新婚旅行に至るまでにかかる費用は下記のようになりました。
情報は株式会社リクルートマーケティングパートナーズが発表する結婚トレンド調査2016を参照しました。
◆結婚費用の総額の平均内訳(単位:万円)
結納金の金額 | 94.3 |
食事を含めた結納式の費用 | 14.2 |
両家顔合わせ・会場費 | 6.3 |
婚約指輪 | 35.9 |
結婚指輪(2人分) | 24.3 |
挙式・披露宴・披露パーティー総額 | 359.7 |
新婚旅行 | 61.6 |
新婚旅行手みやげ | 11.2 |
合計 | 513.2 |
合計(結納未実施) | 499 |
結納・婚約~新婚旅行までにかかった費用469.7万円
こちらの数字には引越し費用は含まれていないので、新婚生活のスタートにはさらにお金がかかります。
◆親・親族からの援助はどの程度?
結婚するにあたり親や親族からの援助はいくらもらえるのか?
あくまで参考程度にとどめ、最初から期待して予算を組まないようにしましょう。
挙式、披露宴・披露パーティ費用に対する親・親族からの援助があった人は72.6%で、昨年の調査と同程度。援助総額は166.9万円で、昨年の調査から4.5万円増加。
親・親族からの援助がある人はそうでない人と比較し、挙式、披露宴・披露パーティにかける費用が高い。
株式会社リクルートマーケティングパートナーズ 結婚トレンド調査2016
援助総額は166.9万円になります。
◆新郎新婦ふたりの結婚費用負担割合は?
こちらも非常に大事なことなので、しっかりと話し合いで決めていくことが大切です。
話合う時期は結婚式場を決めるとき、見積もりが出たとき、支払いのときなど人により様々ですが、支払い時にお金が足りないなどの問題が無いようにしましょう。
2人でお金の話をあまりした事が無い方も多いと思いますが、ここはしっかりと話をすることが共同作業の第一歩になります。
負担割合は両家で折半が一番多い
結婚費用の節約方法まとめ
結婚費用を削るポイントはいくつもあります!
逆に意識しなければ通常より余分な出費が膨らみますので注意してください。
結婚資金の費用は金額にして大きいので金銭感覚が麻痺しますよね…
周りの先輩方もよく言われる話で実際、自分も感覚マヒになりました..
◆一番出費の大きい結婚式・披露宴を見直しましょう。
まずは節約の常識!
大きな出費を伴う部分から見直すのがストレスが少なく、効果も大きいです。
先ほどのデータを元に挙式・披露宴・披露パーティーにかかった費用内訳を見てみましょう
(単位:万円)
挙式料 | 31.5 |
料理・飲み物の費用 | 122.9 |
映像を使った余興や演出の総額 | 9.2 |
司会者の費用 | 6.9 |
親へのギフト | 3.5 |
ウェルカムアイテム | 1.6 |
新婦衣装 | 47.4 |
新郎衣装 | 16.7 |
引出物・引菓子・プチギフトなどギフトの総額 | 35.7 |
ブーケ | 4.9 |
装花 | 17.4 |
スナップ写真撮影 | 22.3 |
スタジオ別撮り撮影 | 15.5 |
ビデオ撮影 | 18.9 |
高額なのは新婦衣装になります。
57%の新婦が「ウエディングドレス+カラードレス」の組み合わせで2着を着用しています。
いっぽうで、新郎はタキシード1着のみが半数を超えています。
レンタルや持ち込みにするなどで節約する事が出来る場合もありますが、持ち込み不可の式場や持ち込み料のかかる式場もありますので確認が必要です。
私の体験談はそれぞれ式では一着のみ着用し、後日カラードレス、和装を別撮り撮影しました。
費用も安い上、選べるドレスも多くアルバムまでできちゃいました。
司会者やビデオ撮影などプロに頼むより、友人や親族にお願いできると費用負担がかなり低くできます。
しかし、式場によっては撮影禁止の場合もあるので確認してください。
つづいて写真やビデオなどについて、スナップ撮影とビデオ撮影の併用は本当に必要ですか?
どちらかに絞るだけでも費用を抑える事ができますが、どちらも欲しい方は割合を見直すことで費用を安く抑えることはできます。
たとえば、写真は200枚欲しいが動画は30分でよいなどどちらを重要視するか一度相談してみてください。
私は友人・親族の式中のビデオ・写真撮影禁止の会場であった為、ビデオと写真両方を検討しましたが、
今後動画をあまり見ないかもということで、写真のみにしました。
その動画で浮いた予算を少し写真の枚数を上げました。
今は写真があればムービーも作れるし、反対に動画からアルバムを起こす事ができるので便利ですね。
◆結婚式場では見積もりをしっかり確認!
式場が決まり、これから細部の打ち合わせをしていきますが、こだわっていくと費用は際限なくあがります。
費用を抑えるには式場側に予算や妥協点など意向を積極的に伝えていくことが大切。
一生に一度のことですが、2人にはこれから長い人生があるので、無理はしないようにしましょう。
式場から見積もりを出してもらうと内訳がわかるので、無駄に感じるものは省けます。
数日後見直すと熱が冷めてやっぱりいらないな、って事もしばしば。
日にちと時間を掛けて見直してみてください。
また、参加する人数が変わった場合はその都度見積もりをお願いしましょう。
参加人数によりディスカウントできたりする場合もあるかもしれません。
◆ハイシーズンをずらした新婚旅行
結婚式を無事に終え、すぐに新婚旅行に行きたいとと思いますが、
向かう渡航先がハイシーズンになってしまう場合は時期をずらす事をおススメ致します。
ハイシーズンは航空券、ホテルも1年で一番高値になっているのでそれだけで費用はかさみます。
新婚旅行であれば平日でも休みをくれる会社が殆どだと思うので、ハイシーズンから少しずれた時期の平日がおススメ。
ローシーズンが一番安いですが、その渡航先で人気のスポット、アクティビティが軒並み稼働していない惨劇に遭遇する可能性もあります。
旅行情報のこまめなチェックが必要ですね。
◆新生活はちょっとずつ充実させていこう
すでに一人暮らしをしていた方は家財道具・家電は一通り揃っていると思います。
新婚生活がスタートしても新しく購入せず、しばらくは利用して下さい。
2人で計画的に少しずつ入れ替えていく方が目標もできてストレス無く節約ができます。
新生活には新築への引っ越し費用、敷金、礼金など出費が多いので、
節約できる部分は節約する事が一番です。
◆ブライダルフェア・キャンペーン・シーズンオフを狙って
シーズンになると業者や式場などが独自の割引キャンペーンを行っている場合があります。
うまくその特に式を合わせることでお得に安く式を上げる事ができます。
例えば、各サービスの見積もりや式場下見を行うと、ギフト券や現金などが貰えるキャンペーンがあり、式場代の足しにできます。
私が利用した時は式場代金が半額になるキャンペーンを行っていました。
この時に申込を行い通常より30万円近く安く式場を借りることができました。
また、オフシーズンの平日などを狙うと、式場によっては、写真撮影代金と同等の価格程度で挙式を行う事ができる場合もあります。
しっかりと下調べすれば必ず安く抑える方法があると思います。
◆海外挙式も一つの手
絶対に披露宴は国内で!と決めていない方は海外挙式はいかがでしょうか?
披露宴代をまるまる浮かすことが出来るだけでなく、煩わしい上司?も呼ばずに済む口実ができます。
帰国後1.5次会なるものをレストランなどを借りてすれば友達にもお披露目できます。
海外挙式は高いイメージがありますか?
海外挙式は国内より安あがりな場合もあり、新婚旅行も兼ねて行うとさらに費用を抑える事が出来るのです。
挙式を海外で行う場合の、親族の旅費はどうするのかなどは懐を見て判断してください。
私の場合は、親族分を出しても国内より安くすみました。
場所もグアムやバリなど比較的短時間で行ける場所のほうが旅行疲れなくみなさん楽しめるのではないでしょうか?
挙式会場はグアムで上げました、また参加は親族(親と兄弟まで)のみとしました。
友人は祝儀は不要で希望される方は自腹で来ていただくようにしました。
挙式代金合計:404,000円
- 挙式会場代金:98,000円
- アルバム写真:172,000円
- フラワーシャワー:37,000円
- ハクレイ:17,000円
- ブーケ:41,000円
衣装合計:348,000円
- 新郎:118,000円
- 新婦:320,000円
- 衣装保険:10,000円
- プラン込の割引:100,000円
旅行代金:303,600円(2人分)
ホテル一週間・航空券代金すべて込
親族の旅費代:462,020円
ホテル一週間・航空券代金すべて込
大人14人/子供1人/幼児1人
計:1,517,620円
これで新婚旅行もかねてだと考えると安く上がったのではないでしょうか?
安くあがったポイントとしては下記
・キャンペーン中であり式場代金が60%OFFであったこと。
・ホテルの式場であったため、宿泊代が安くついたこと
・早くの予約で航空券代金の割引が受けられたこと
・親族分の航空券を格安サイトで探したこと
こちらから海外旅行の最安値を探せるのでサイトをご紹介しています。
ぜひどうぞ
私も利用しました。
目標額が貯まるスケジュールに合わせて、結婚式の日取りを考える
相手からのプロポーズを受け、結婚式の準備が始まります。
まずは、色々な式場などに足を運んください。
無料試食会などがあり、デートも兼ねて色々回ってみるのも楽しいと思います。
式場を周り、見積もりなどをもらっていると理想の式の必要な費用がわかると思います。
どれだけの費用がかかるか目標を明確にすることで貯金のモチベーションを保つことができます。
それが、半年後なのか1年後なのか、見積り金額と合わせて考えてみましょう。
カップルで協力して貯める!
初めての共同作業となる結婚式の貯金。
これから2人でしっかりと貯金していく方法になります。
方法はどれでも良いのですが、結婚前に決めたルール以外ではお金について口出ししないこと。
早く貯めたい気持ちになりますが、決めた貯金ルール以外でお金の使い道に口出しするのはあまり効果がないばかりか、2人の関係そのものにヒビが入ることになりかねません。
お互い楽しく結婚資金を貯めていきましょう。
ボーナスで一気に大きい金額を貯金する
力技であるボーナス全額を共同で貯金する方法です。
普段の生活費がギリギリの場合などはこちらの方法をおススメしますが、
あくまで結婚資金を貯める場合にのみ利用できる力技となります。
結婚後はしっかりと毎月貯金ができるように資金管理ができるようになってください。
ふたりの共通口座を持つ
二人の共通口座を1つ作り、そこへ決まった額を毎月入れ合う。
毎月決まった日に決めた額を振り込みます。
または、共通財布へ入れます。
その後、それぞれ残ったお金で生活をするんです。
お互いに無駄な出費をチェックし合うことができるまどメリットは沢山あります。
目標額や入金ルールなどしっかり決めておかないと後々トラブルになるので注意してください。
結婚後のシミュレーションにもなり良いのではないでしょうか?
遠距離のカップルは、交通費を安くあげる
遠距離のカップルの場合は交通費がかさんでしまいます。
出来るだけ安い交通機関を利用したり、ハイシーズンを避けるなど気を使う必要があります。
会いたい気持ちはわかりますが、少し我慢が必要かもしれません。
携帯のプラン見直し
携帯のプランによっては通話無料や割引などお得なプランがあります。
まだ、違うキャリヤ同士の携帯を利用している方は一度見直して見て下さい。
2人で5000円、通話し放題などさまざまあります。
デート代は共通財布から
結婚するために貯金目標を決めたあとは、デート代は男が出すものなどと考えてはいけません。
デートや外食の時は共有のお財布を使うことで節約意識も芽生え、貯金をスムーズに行う事ができるようになります。
毎月はじめにデート代の予算を決めておくと良いかもしれません。
相手の家に転がり込む
2人分の家賃はもったいないので、相手の家に転がり込むにはいかがでしょうか?
家賃・光熱費も2人分よりも安くなり、結婚資金を貯める事が出来ます。
将来のために一人で貯める!
まだ同棲など行っておらず、将来も考え結婚資金を1人で貯めたい方へのアドバイス
小さな事も積み重ねが大切になります。
生活費の残りを貯金ではなく、「先に貯金」が大切
まずは貯金の基本!
使う前にそのお金をなかったことにして生活を行うことです。
コンビニ、缶ジュースなどついつい使ってしまうのが人間です。
それが普通です。
しかし、無いものは使え無いため、まずは貯金分を引いてしまうのです。
人間慣れれば使える予算が減っても苦にならなくなるものです。
定期積み金や定額貯金で毎月貯めること。
まずは貯金!後は自由!
家計簿をつけてきっちりと計算する
家計簿は何に使ったのかを意識するためのツール
無意識のうちに使ってしまう細かな買い物は意外と多いのです。
みんな、お金の収支計算をしているうちに、不思議とお金にシビアになれますよ。
勤務先に通えるのであれば、思い切って実家から通う
結婚式の準備の為に実家に戻るのもかなり効果的です。
家に多少お金を入れたとしても1人暮らしで家賃・光熱費を払うよりよっぽど節約。
浮いた分をまるまる貯金に回せばかなりの金額が短時間で貯める事ができると思います。
結婚費用を貯めるために専用口座を作る
結婚資金専用口座をつくりそこへ毎月一定額自動で振り分ける設定をします。
普段使っている銀行口座と一緒だと、生活で使用するお金もあり貯金のイメージがしづらいです。
また、普段利用しない口座の為、存在を忘れる人もいるかも?気づいた時には結婚資金はたまっています。
利用する口座はネット銀行などの金利条件の良い3ヶ月定期の利用がおススメです。
ランチなど、作れるものは作って節約する
昼のランチをお弁当に、飲み物をマイボトルに変えるだけで、1日あたり500~600円は節約できます。
貯金に回すお金が月に1万円も増えせる事になります。
外食・食事や飲みの誘いをできるだけ控える
その誘いは本当に必要ですか?
全てに顔を出しているとお金がいくらあっても足りません。
2回に1回、3回に1回にするなど断ることも大切です。
その際に理由をしっかり伝えておくと周りの友達も理解をしてくれると思います。
またはどうしても回数を減らしたくない方は、
夜では無くランチやピクニックなどお金がかからない時間にシフトしてみることも一つの手です。
まとめ
いかがでしたか?
結婚資金の貯め方や節約方法は2人でしっかり話合い、うまくお互いストレス無く目標にむかって行うことが大事です。
”無理をしない、させない”これが大事です。
お互いこれから続く長い共同生活の為の最初の作業となります。
その他にも若い世代が行える貯金方法はコチラでご紹介していますので良かったらどうぞ。
また、結婚を控え、収入を上げたいと考えている方はこちらもどうぞ