これであなたも節約上手? クレジットカード生活をおススメする納得の理由
カードでの少額決済を恥ずかしいと思う方や、カードを持つ事自体に抵抗がある方もまだまだ多くいらっしゃるかもしれません。
また、クレジットカードの利用は節約生活を志す者には不向きであるという話もしばしば聞かれます。
便利であるがゆえの弊害。
本当に、クレジットカードは便利なだけで節約や貯蓄を志すものには向かないのでしょうか?
私はむしろその逆で、節約したいからこそクレジットカード生活をおススメしたいと思います。
クレジットカードを使いこなし、クレジットカード生活がいかに節約に役立つのかその理由をご紹介いたします。
見出しで拾い読みする?
買い物はクレジットカード一枚あれば充分
本記事でのクレジットカード生活とは、生活にかかるありとあらゆる支払いをクレジット決済で行い。
現金での決済を極力行わない生活を指します。
クレジットカード生活を行うことで他の決済手段より節約、お得に生活できます。
なぜクレジットカード生活はお得?
それではなぜ、クレジットカードで生活費をすべて決済するだけでお得になるのでしょうか?
まずは、クレジットカードを利用することで得られるメリットをご紹介いたします。
ポイントが貯まる。
なんといってもこちらが一番のメリット
支払い金額に応じて通常0.5%~2.0%までカードによってポイントが貯まります。
現金での支払いでは得られないポイント
クレジットカード支払では現金より常に0.5%~2.0%お得に買い物しているのと一緒です。
ポイントが1%付くカードを利用していた場合は¥1000円分ポイントが付きます。
1000円分のポイントを利用して、次月は買い物ができるのです。
本来現金では使う予定であった1,000円を貯金に回すだけで自動的にお金は貯まっていくのです。
ポイント分を貯蓄に回すだけでも毎月かなりの資産形成ができるほどポイント還元は侮れません。
現金を持たなくていい
現金を持つことによる紛失、盗難リスク
カードを紛失しても不正利用は保障がついていることもあり、現金のほうがお金を失うリスクが高いです。
現金を持たないで済むことであらゆるリスク、手間から逃れることができます。
お隣の中国ではあらゆる店でQRコードでの支払いが盛んであり、現金使用しかできないとかなりの不便を強いられるほどです。
支出を把握しやすい
貯蓄をしっかり行っていくうえで、家計の把握は最重要!
そのために家計簿をつけるのですが、すべてクレジットで支払うことで毎月の明細書が家計簿のかわりとなります。
その他にもZaimなどのクレジットカード連携アプリを利用することで複数のカード情報も自動で家計簿化できるサービスもあります。
一から手書きで家計簿をつけるのが面倒と感じる方には手間が省けるだけでなく、
しっかりと家計管理も行えることで、貯蓄管理ができるようになります。
ショッピング保険
クレジットカードによってはショッピング保険というものが付帯しているカードがあります。
この保険は該当のクレジットカードで購入された商品が仮に保障期間内に盗難や破損があった場合に保障される保険です。
- 買い物の帰り道、落としてしまって壊してしまった。
- 使用していたスマートフォンを落として画面がわれてしまった。
- 買い物したバッグが盗まれた
こういったことでも現金であればただの泣き寝入り。
クレジットカードで決済するだけで商品保障がされることはかなりお得です。
あらゆる割引サービス
クレジットカードにはさまざま割引サービスが付帯しています。
それぞれクレジットカードの発行元が行う割引特典が非常に魅力的です。
- いつもいくガソリンがリッター数円安く給油ができたり
- いつものスーパーでは毎回数%安く買えたり
- レジャー施設が通年割引で入場できたり
- ヤフー・楽天・Amazonなどのネットショップでも割引が受けられたり
割引、割増ポイント還元など考えると現金で買い物を行うよりも圧倒的にお得で節約ができます。
家計支出別でみるクレジットカード生活
新婚夫婦の一か月の生活費をだいたい「20~25万円未満」とした場合の各クレジット生活でのお得度を調べます。
各数値はゼクシィ新生活準備2016の数値から参照しています。
また、クレジットポイント還元率は1%として計算します。
細かい数値はこちらの記事
住居費
住宅ローンや家賃をクレジットカードで支払える箇所はまだまだ少ないです。
もし、お住まいの賃貸住宅がクレジット支払い可能な方は本当にラッキーですね。
家賃が毎月8万円の方であれば毎月800円の節約ができます。
ここではまだまだ支払い可能な箇所が少ないこともあり、カード支払い、現金共に引き分けとします。
支払い方法 | クレジット支払い | 現金 |
節約額 | 0円 | 0円 |
累計 | 0円 | 0円 |
食費
こちらの食費はスーパーなどの買い物を指し、外食費は含んでおりません。
夫婦の一か月の食費の平均は「3~4万円未満」
今ではどこのスーパー・コンビニでもほぼクレジット支払いが可能です。
しかし、一部の激安スーパーではまだまだクレジット支払いを受け付けないスーパーもあります。
例えば、業務スーパー、ラムー、マルアイ、サンディなど
あえてクレジット支払いできるからと高いスーパーに行かなくてもよいですが、
同じ価格帯のスーパーがほかにあるのであればクレジット支払い可能なスーパーを選びましょう。
支払い方法 | クレジット支払い | 現金 |
節約額 | 400円 | 0円 |
累計 | 400円 | 0円 |
SEIYU、イオンなどのクレジットカードをお持ちの方は通常ポイント還元率以上の還元や割引が用意されているので、よく訪れるスーパーの提携しているカードなどを調べることでよりお得に買い物をすることができます。
光熱費・通信費
電気、ガス、水道、通信費すべてクレジットカードでの支払いが可能です。
夫婦の一か月の光熱費・通信費の平均は「2万~2万5千円未満」
光熱費では一部対応していない地域があるかもしれませんが、私の住んでいる箇所ではすべて対応しています。
光熱費は一定金額すべて固定費として毎月かかるため、クレジットカードでの支払いにするだけでかなりの節約が可能です。
通信費は確実にクレジットカード支払いが可能です。
もし、できないような通信会社はすぐに変更しましょう。
支払い方法 | クレジット支払い | 現金 |
節約額 | 250円 | 0円 |
累計 | 650円 | 0円 |
保険料
保険に関しても大半がクレジット支払いが可能です。
夫婦の一か月の保険料は「2万~2万5千円未満」
医療保険や生命保険などの積み立て型ではクレジット支払いが普及しています。
支払い方法 | クレジット支払い | 現金 |
節約額 | 250円 | 0円 |
累計 | 900円 | 0円 |
被服・理容費
ショップや美容店でももちろんクレジット支払いが可能です。
夫婦の一か月の被服・理容費は「1~2万円未満」
店頭のショップだけでなく、AMAZONや楽天などネットショップ利用で還元率が大幅アップするカードもありますので、
効果的に活用することで、よりポイントを獲得できます。
支払い方法 | クレジット支払い | 現金 |
節約額 | 200円 | 0円 |
累計 | 1100円 | 0円 |
交際費、趣味・レジャー費
休日の交際費、趣味・レジャー費なども積極的にクレジット支払いを心がけましょう。
夫婦の一か月の交際費、趣味・レジャー費は「1~2万円未満」
支払い方法 | クレジット支払い | 現金 |
節約額 | 200円 | 0円 |
累計 | 1300円 | 0円 |
特典としてクラブオフなどと提携したレジャー施設やレストランの割引を受けることができるカードがあります。
積極的に活用することでポイント還元だけでなくより節約が可能です。
その他の生活費
耐久財費や医療費、税金、交通費の支払いなどすべてクレジットが可能です。
夫婦の一か月のその他の生活費は「1~2万円未満」
支払い方法 | クレジット支払い | 現金 |
節約額 | 200円 | 0円 |
累計 | 1500円 | 0円 |
クレジットカードで支払うだけでも毎月¥1500円お得に生活できるようになりました。
すべての数値は夫婦子供なしの平均で算出していますので、支出が高い方はもっとお得に貯まることでしょう。
私の場合は毎月6,000ポイントほど平均して貯まっていますから年間計算では72,000ポイント程貯まる計算です。
それだけのポイントを現金払いであれば無くしてしまうと考えた場合は恐ろしくなりますね。
その貯まったポイントで旅行に出かけたりするのが楽しみの一つです。
クレジットカード生活においての注意点
すべて現金を一切持たず、クレジットのみで支払いを考えた場合のデメリットをご紹介します。
交通機関は一部カード支払いができない場合がある
JRなどの自動券売機で購入する場合、定期券、切符に関わらずほとんどの場合、クレジットカードが使えるようになっています。
ただし、会社によっては自社が発行するクレジットカードのみでしか対応していないものもあります。
また、チャージ式のものはクレカ支払いでもポイントがつかないものもありますのでご自身の利用する鉄道会社を調べてみてください。
通勤・通学定期をクレジットで支払えるだけでも非常にお得です。
市バスなどはプリペイドチャージ、回数券購入時にクレジットカードが使用できる会社もあります。
路線バスでの直接的なクレジットカードの支払いはできないと考えましょう。
タクシーでも個人タクシーでない限りクレジットカード支払いは可能です。
個人タクシーの場合はクレジットカード支払いに対応していない場合がありますので、事前にクレジットカード支払い可能か確認しましょう。
飛行機のチケットは100%クレジットカード支払いが可能です。
旅行代理店などでプランを申し込みを行う場合は一部支払いを受け付けていない場合もあります。
フェリーや渡船ではフェリーは大方支払い可能ですが、個人を乗せる渡船では対応していないことも多いです。
それぞれしっかりと確認の上、利用してください。
人付き合いにはカード不可
友達やサークルでの飲み会や食事会の割り勘の場合はどうしても現金が必要になります。
幹事であれば他の方から現金を集め、ご自身はクレジットカード支払いをすれば済みますが、そうでない場合はクレジットカード支払いはできません。
現在、LINE PAYで支払いをLINEで送ることができる便利な機能ができたようですが、まだまだ普及には時間がかかります。
また、冠婚葬祭などの行事ごとではどうしてもマナー上、クレジットカード支払いは不可能です。
現金しか対応していないこのようなご祝儀などはどうしても現金が必要です。
クレジットカードが使えないお店の存在
世の中にはどうしてもクレジットカードが使えないお店が存在します。
小規模の病院なども含め、まだまだクレジットカード支払い100%にはなっていない以上、現金は持ち歩く必要があります。
また、お祭りの屋台やゲームセンター、駄菓子屋なども現金主義
ここら辺はカード支払い普及は絶望的でしょう。
屋台や駄菓子屋などは数百円を握りしめて買い物するのが楽しいので、特にクレジットカード支払いになってほしいとは思いませんけどね。
自動販売機での使用
お財布携帯などで支払うことができるようになりましたが、クレジットカード支払い可能な自販機は出ていません。
暑い夏にのどが渇いてもクレジットカードしかなければ自動販売機でジュースを買うことは絶望的です。
やってはいけない「クレジットカードの使い方」
クレジットカード生活をする上でやってはいけない使い方をご紹介します。
引き落とし口座の残高不足
引き落とし残高不足で引き落としができなかった場合、後ほどクレジットカード会社指定口座に振込みが必要になります。
そのため、手間や振込手数料が余分にかかるた避けたいところです。
また、支払いが滞ると信用情報に影響を及ぼす可能性があるために今後の住宅ローンや新規カード作成に影響がでる可能性もあるため気をつけましょう。
使いすぎに注意
クレジットカードで支払うとお金を支払ったという感覚がどうしても鈍くなるため、
現金で支払うよりも使いすぎてしまう方が多いようです。
必ず明細書を確認しながら計算の上、クレジットカードを利用するようにしましょう。
現金でもクレジットでもお金の管理は同じです。
無駄に年会費を払っている
クレジットカードには年会費がかかるカードも存在します。
年会費を払ってでも還元率が高いなどのメリットがそれを上回ることがあれば構いませんが、無駄な年会費は無駄そのものです。
年会費無料でも優れたクレジットカードはありますので、特別理由のない方は無料のクレジットカードへ見直しましょう。
貯めたポイントを失効
せっかく貯めたポイントを失効してしまうとまったく意味がありません。
1年~4年などカードによりそのポイント有効期限は異なります。
定期的に確認をして、ポイント失効が無いようにしましょう。
定期的な確認が苦手なかたは永久不滅ポイントなどの期限なしのカード、自動的に請求額から相殺されるカードなどを選ぶとよいでしょう。
クレジットカード生活で節約するためには
現金決済しかできない以外は全てカード決済をすることでかなりお得になることが分かっていただけたかと思います。
ポイントを効率よく貯め、節約をしっかりするためには、
「使うカードや通販サイトは絞り、利用明細やレシートをこまめに見るようにする」
お金の出入りが分かりにくいようであれば、スマートフォンアプリと連携できる家計簿アプリを利用するのも一つの手です。
クレジットカード生活での節約ポイントは
- 一呼吸置いてから本当に必要なものか考えてレジへ向かう。
- カード利用明細はこまめにチェック。
- 現金は必要最低限を持ち歩く。
節約しながらお金を持たない生活の便利さを受けたい人は、意識するとよいでしょう。
○円以上からカード払いという方も、全て現金払いという方も、この機会を機に全てカード払いに変更してみてはいかがでしょうか。