損しないための初めてのクルマ選び~中古車編~
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損しないための初めてのクルマ選び~中古車編~

 2017/08/06 お得 レジャー
この記事は約 6 分で読めます。

夏休みを利用して免許を取得し、初めてのクルマを買おう!という方や地方に転勤してクルマがないと生活できない!なんて方にお得にクルマを買う方法を伝授いたします。
今回は中古車編。
初めてのクルマでも失敗しないポイントをまとめてみました。

  

事前に納車までのダンドリをきちんと把握しておこう!

まず、車の買い方です。
中古車サイトカーセンサーではこの様に書かれています。

中古車を購入するには書類を用意したり、駐車場を確保したりなど、何かとやることが多い。さらに、その順番を間違えただけで、納期が遅くなってしまうこともある。

そうならないためにも「中古車を買うぞ!」と決めてから納車までのダンドリを把握しておきたい。やることは以下の14項目。上の表のように同時にやれば、それだけ納車が早まるかも!?

お店へ行く前にやっておくこと

  1. 予算と車種を決定
    ここがブレだすと、いつまでたっても車を買うことができないので、しっかりと定めよう 。
  2. 資金の調達法を決定
    現金で用意するなら問題ないが、お金を借りて購入する場合、どこから借りるのかあらかじめ決めておこう。
  3. 駐車場を探して契約
    購入前に駐車場を確保することが大切。駐車場がなければ契約しても車をおくことができないからだ。
  4. 装備や色など、条件面の優先順位を決定
    予算と車種が決まったら、次に欲しい装備や希望の色など条件を決めることが重要。さもないと、あっという間に予算オーバーに……。
  5. 印鑑証明書を用意
    購入すると決めたらすぐに印鑑証明書を用意しよう。発行後3ヵ月間は有効だ。
  6. 予算内で数台の中古車をピックアップ
    購入する中古車を決めるためにも、複数台を比較検討したい。
  7. お店に在庫を確認し、実車を見に行く日を予約
    気になる車を決めたら即行動。在庫を確認し、見に行く日と時間を伝えよう。

お店で行うこと

  1. お目当ての車をチェック
    実車を見に行って、状態を確認。複数台をチェックするといちばん欲しい車が見えてくる。
  2. 契約手続き
    欲しい車が決まったら、契約手続き。一度ハンコを押したらもう後戻りできないので慎重に。

納車前にやっておくこと

  1. 必要書類を用意、作成
    購入に必要な書類はたいてい販売店が用意してくれるが、車庫証明書など自分で作成するものがある。
  2. お金の支払い手続き
    現金一括払いや販売店ローンならすぐ終わるが、銀行などでローンを組む人は、この段階に最も時間をとられがちになる。
  3. 任意保険の比較検討
    購入後の楽しいカーライフのために任意保険への加入は必須。維持費節約のためにも必ず比較検討を。
  4. 任意保険に加入
    任意保険に入るには、車検証のコピーが必要。車検が切れている車を買う場合は少し時間がかかる。
  5. 納車
    自分で取りに行けば多少の時間が省ける。

引用: カーセンサーより

この中で大事なのはお店に行く前の1と4だけ!

自宅に駐車場のない方でも話がある程度固まるまでは下見程度で良いです。大事なのは予算・車種・条件です。ここで車屋さんにその車種は辞めといた方が…なんていう意見を貰った時は納得いくまで理由を尋ねてみましょう。きっと希望の車種にかわる素敵な一台を提案してくれる(はず)でしょう!(笑)

(1)予算と車種

自分の予算では欲しい車が買えない・・・という時に諦めてしまってはいけません。
どうしても「個体差」がありますので、条件をお店に伝えると数多くの中古車市場から希望の一台を探してくれるはずです。
ここで注目したいのが「修復歴あり」だとか「10万キロオーバー」の車です。
中古車でこの二つは鬼門と呼ばれ避けられることが多いのですが、中古車屋さんは平然とお店に並べています。
お店の看板があるにも関わらす、ですね。
修復歴ありというのは、ただ事故をした車というわけではありません。事故をしても修復歴がつかない車は実はたくさんあります。
決められたパーツに交換歴があった場合、また、工具の跡が残った場合に修復歴ありという認定がされます。
勿論、大事故を無理やり修理したものもあるので慎重に選ばないといけないのですが、そこはお店に
「どこを修復しているのですか?」と聞いてみましょう。修復場所によっては全く走行に問題なく、長く乗れるものがあります。
不安であれば保証をつけることも可能。
修復歴について勉強しておくと、良い車が安く買える可能性がグッとあがります。

「10万キロオーバー」の車もなかなかキナ臭いイメージがありますよね。
OH済み!だとかタイベル交換済み!なんていう売り文句もありますが、一旦落ち着いて考えてみましょう。
その車、何年乗りますか??300万円の新車を乗りつぶしたり、残価設定ローンを使って3年で乗り換えるのも手ですが今回は中古車編。
例えば練習用に50万円の予算で車検1回分、つまり4年を目途に考えてみると、10万キロオーバーのクルマが多く候補に挙がります。
基本的な車の相場は距離と年式によるものが多いので、この距離を妥協すると、いろんな装備や状態を選べるのもメリットです。
距離が浅くても内装や外装が残念な車は非常に多い!
この鬼門、勉強すれば何十万円もトクするかもしれません。

車検のない国でも何十年と乗り続けられる車達。車検のある日本でのヤバい中古車達はそんなにヤバくないかもしれません。もちろん、しっかりと任意保険に加入し万が一への備えをしっかりとしておきましょう。

リセールバリュー(もう一度売りに出したときの価値)なんて言葉もありますが、ここではあえて触れません。
初めてのクルマは好きなもの、目に止まったものを買うのをお勧めします。
なにせこれからのカーライフの「基準」となる1台ですから。

(4)条件面の優先順位

黒の車ってかっこいいですよね。
僕もそう思います。けれど黒の車の手入れは非常に面倒です。
駐車場の黒の車、なんでもいいので少し近寄ってチェックしてみましょう。本当にきれいに黒の外装を保つのが難しい事に気付くはずです。黄砂や水アカは目立つし細かい線キズも多い、、、
そのため中古車市場では黒を避けるとお得に買えるケース、非常に多いです。
さらに中古車で注意したいのは装備よりも状態です。
写真や動画では決してわからない状態、それは「ニオイ」です。「タバコ臭」「体臭」「ペット臭」さらに
ワンボックスやミニバンで注意したいのは「子供が乗っていたであろうニオイ」です。
これらはどうしても現車確認もしくは問合せでしかわかりません。
装備が充実していて距離も浅い、外装もピカピカなのに「ニオイ」が残念な車がもし現車確認せずに納車されたら・・・
こんなに損な事はありません。

出来れば試乗させてもらって快適なドライブのための条件を忘れないようにしましょう。

車はどうしても事故や故障のリスクと隣り合わせです。慎重に選んで大胆に決断しましょう。

それではみなさん、安全運転で楽しいカーライフを!

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はなざき

小さな車屋さんを経営するファイナンシャルプランナーです。

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