40代独身女性貯金なしはヤバい?老後のために今からできることとは?
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40代独身女性貯金なし、老後のために今からできることとは?
40代であれば社会人になって約20年、しっかりキャリアを積んできてバリバリ仕事をこなしている人が多いことでしょう。
大手、中小企業関係なく、世の中のためにしっかりと働いていることは尊敬されることです。
今の時代では業務内容が同じであれば男性とお給料に差が出ない会社がほとんどだと思います。
男女平等じゃないと世間では言われていますが、少なくとも私が働いてきた会社では一切の差がありませんでした。
男性と同程度を稼いでいても、老後資金の準備ができていない方は意外と多いものなのです。
若い時からある程度の給料を稼ぎ、好きなように使ってきたことで、今のままが続くような感覚があり、老後のことまで深く考えてこなかったのではないでしょうか?
これは男女関係なくあり、お一人様でずっと過ごしている方に見られる傾向です。
この記事を読まれているということはそういった状況を改善していかなければならないという気持ちを感じたということでしょうか。
今後、結婚をするのか、独身を貫くのかも含めて、40代の独身女性で貯金が全くなく老後が不安な人に向けて、老後のために今からできることをまとめました。
40代独身女性の3割は貯金額ゼロ
正確な統計データはありませんでしたが、40代独身女性のうち約3割の女性が貯金ゼロだといわれております。
内閣府が発表する 平成18年度 高齢者の経済生活に関する意識調査結果(全体版)において、未婚の男女50歳代の貯金なしの割合が33.3%となっていますので、40代独身女性で貯金なしが3割というのはあながち大げさではないかと思います。
40代の女性の平均年収は約300万円ですので、このままいけば貯金ができなければ老後破産は確実です。
【女性の平均年収 年齢別】
40歳から44歳 | 45歳から49歳 |
302万円 | 299万円 |
今まで20年間バリバリ働いてきた独身女性で退職金がしっかりでる会社に勤めていれば最後にまとまったお金が手に入りますが、それでも定年退職後に自由に過ごせるすべてのお金が手に入ることはほとんどない見込めないと思います。
40代独身女性の平均の貯蓄額
総務省が行った平成26年「全国消費実態調査」によると、40代女性の平均貯蓄額は959万円です。
平均値は資産を多く保有する方も含めているので大多数の平均よりも高い数字になっています。
そのため、世の中の普通を知りたい場合には「中央値」を見ることでよりリアルな数字を知ることができます。
40代女性の貯蓄額の中央値は「600万円程度」
万が一の入院や突発的な失業なので一時しのぎができる金額ではありますが、決して安心な老後を過ごせる金額ではないことがわかります。
600万円程度の貯金では老後はとても足りないのです。
貯金がない40代独身女性の老後は大丈夫?
一般的な貯金額では老後は全然足りないといっても500万円~600万円ある方まだ良いほうで、3割を超える貯金が無い40代独身女性であればこのままの状態が続けば確実に老後破産が待ち受けています。
そうなってしまうと生活保護を受けなければならなくなるなど老後に生活を制限しなければならない状況に陥ります。
現在の収入で遊びも買い物もストレスなく行える環境にある方は、今は不安ではないかもしれませんがすぐそこにある老後は決して楽な人生ではありません。
満足の行く生活が送れる40代独身女性ほど、しっかり老後を見据えた取り組みをしていくことが大事になります。
40代独身女性の老後は年金が出れば貯金なしでも大丈夫?
老後に必要な資産額は老後にどのような水準で生活を過ごしたいかで変わりますが、
贅沢をしない基本的な生活であれば公的年金を差し引いても年間100万円不足すると言われています。
65歳で定年退職を迎えたとしても、平均寿命87歳まで生活した場合は22年間あります。
22年間×100万円/年では2200万円が最低限必要です。
もし、定年退職が60歳のであれば公的年金が支給されるまでの5年間はすべて貯金で賄う必要がでてきます。
前提として今と同じ公的年金が支給されることが条件ですが、税金が上がることも考えるとより費用は掛かってくることでしょう。
ご自身の老後費用がどの程度必要になるのかは過去記事を参考に調べてみてください。
40代独身女性はどうやって老後資金を貯める事が出来るのか?
40代独身女性の貯金なしの状態でどう工夫してお金をためていくのか、以前、読んだ本で経済アナリストが著書でこのように書かれていました。
・家のローンがある場合は借金を50歳までに返済済みにしておくこと。
借金を返すことがどの投資・節約方法よりも優先順位が高いことは当然です。
・60歳定年終わらず、70歳まで働く
現在の会社で延長ができるかもしっかり調べておかなければなりません。
もし延長制度が無い場合は65歳から働けるコネやアルバイト先などを若いころから作っていくことが必要ですね。
・50~70歳まで貯蓄したお金で70歳から使う。
平均寿命87歳までの17年間生活できるだけの費用をためる必要が出てきます。
50~70歳までの20年間をしっかりと計画立てていく必要がありますね。
一般的に考えられる王道の方法だと思いますが、すべて健康が第一になりますので決して体調を崩さないように心がけが必要ですね。
また、この方法ではリスクはご自身の健康であり、金銭的なリスクは低いものの、決して豊かにはなれない苦労するであろうそんな気がします。
続いて、必要ないかもしれませんが参考までに、私が考える40歳独身女性貯金なしで老後資金をためる方法です。
なかなか貯まらないお金をどう工夫して貯めて行くか。
独身で生活して行くために、どのくらい貯金すれば良いのか。
先ほどでご自身の老後に必要な額が分かったところで、まずは現在の支出状況を見直すことから始めましょう。
あなたの現在の支出はどういった状況でしょうか?
衣食住を見直すとでどの方法よりも一番早くお金を作ることができます。
どこかに無駄な費用は掛かっていませんか?
かなりの確率で無駄な費用はいたるところに存在しています。
使った費用は本当に必要だったと今からでも自信をもって言えますか?
周りや流行りに流されて購入したものはありませんか?
ご自分の衣食住を見直すことで約3万円~5万円浮くことが多いようです。
浮いた分をしっかり貯金に回すことでお金は必ず貯めることができます。
続いて、収入が低く、貯金が無くても時間が作れる方は副業を始めるのはいかがでしょうか?
副業とひとくくりにしても、アルバイトからネット副業まで様々。
会社で副業規定があったり、お仕事でお疲れかもしれませんが、手堅く稼ぐ方法としては副業はお勧めです。
副業で週1回10,000円でも稼ぐことができると年間50万円弱を貯めることができます。
副業で稼ぐ分はすべて貯金に回すと決めていると管理も楽ですね。
休日に自由な時間を作れるのも独身女性ならではのはずです。
そして最後に貯めたお金を資産運用に回します。
こうすることで、貯めた資産を寝ている間も増やしていくことができるようになります。
投資は怖いものと決めつけ、銀行に貯金だけしていると老後に安心できるほどお金は残念ながら現在の金利では貯まりません。
老後破産に比べれば投資の怖さなんか無いに等しい程度ですよ。
お任せ投資信託の運用で年利10%を出すことができたとしましょう。
投資信託で株式の割合が多いものは年利10%は出せる数字です。
株式で20年間だとリスクも軽減できると思います。
毎月5万円を20年間積み立てで複利運用した場合は約3500万円程度になります。
まとめ
現在では手軽に投資できる手段も増え、決して”40代独身女性貯金なし”でも悲観することはないと思います。
まだ40代、結婚や恋愛も楽しめる時期、ただ貯金が無いだけで好意のある男性にアプローチを躊躇したり、卑屈になったりしてしまうのはいただけません。
消えない老後の不安が頭に常にあるのも楽しい人生ではありませんね。
夢のような話も決して夢で終わらせないためにしっかりと老後を考えて行動していきましょう。
低資金で自動積立運用ができる下記のサービスも老後資金形成にお勧めです。
まだまだ40代!美しい女性の人生をより楽しんでくれればよいと思います。
※この記事はむやみに投資をおススメする記事ではありません。投資は自己責任の元行うものでありしっかりと学んだうえで行ってください。
節約や資産形成の方法など今後も記事にしていきますので、当サイトもこれからもよろしくお願いいたします。