お金のない両親について、親の老後を迎えてあわてないために知っておきたいこと
元手資金別で選ぶ老後資金対策
先ほど上げた老後破産に陥る方でも現役時代は収入があり、しっかりと生計を建てていた方ばかりなのです。
また、退職金が少ないながらももらっている方は多くいます。
その現役時代に確保した資金を老後の生活に当てるのでは無く、増やしながら使うことで老後資金の不安を和らげる事ができるのです。
元手資金が100万円
現時点でご両親の預金が100万円ある方ができる方法をご紹介します。
負債の返済
カードローン、住宅ローンの負債を抱えていませんか?
カードローンなどは年利15%近くもあるものばかりでかなり無駄な出費となっています。
年利15%近い利回りを出そうと思っても簡単に出るような投資商品は限られますので、
ここを削ることが一番の投資収益率となります。
年利15%以上だせる投資案件がある場合は優先順位は再考しても良いかもしれません。
せどりで増やす
すぐに収益の上げる副業として人気のせどり。
せどりで稼ぐには一定数の仕入れが必要なため、100万円をこちらの仕入れに利用します。
もちろん、売れた後に買う方法もありますが、許可されていない販売先もあり、規約を確認する必要があります。
まずは元手を増やす事を念頭にできる方法の一つになります。
FX
FXの魅力は少額資金ではじめる事ができ、しっかりと稼いでいける方法です。
勉強せずにする取引は博打的・ギャンブル要素が強くおすすめしませんが、
しっかりと少額資金で継続的に相場感を養えば稼ぐことができます。
ここで注意が必要な事は、簡単に稼げる・楽して稼げる・勝率90%以上などを謳い文句とする高額な情報商材に手をだすこと。
うその詐欺商材も多く、しっかりと見極めてから判断しないと元手100万円はすぐに無駄な商材購入で消えてしまいます。
株式投資
120万円まで非課税で収益のあげられるNISAが登場した事により、利益を残しやすくなった株式投資での方法です。
新興株などのハイリスク・ハイリターンの投資はあまりオススメできませんが、しっかりと安定した株の保有は検討しても良いかもしれません。
株主優待を利用し、生活コストを下げる方法で節約することもできます。
投資信託
先ほどご紹介したNISAでも投資信託の取引は可能です。
また、2018年1月より新たに『積立NISA』がスタートします。
少し長い目で積立をしたい、他の方法と組み合わせて取り組みたい場合は便利な方法です。
投資信託もバランス型や積極型があり、自分の取れるリスクを考え選んで下さい。
【個人型確定拠出年金】iDeCo(イデコ)
掛け金が全額所得控除でき、節税になるため、近年注目を集めている方法となります。
また、運用益も非課税となります。
iDeCoの投資した資金を受取るための条件は
(1)60歳以上
(2)加入期間1ヶ月以上
他の投資をしながら、こちらも一緒に行うことで、節税メリットがかなり期待できる方法です。
運用も手間も余りかからず運用できるのもメリットが大きいです。
iDeCoについて詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
スワップ金利ねらい
スワップ金利とはFXで通貨交換中に発生する金利になります。
金利の低い通貨から金利の高い通貨に交換することで貰えます、反対になると金利分取られるので注意が必要です。
FXでは25倍までレバレッジをかけることができ、100万円であれば2500万円分まで購入することができます。
こちらを外貨預金の考えでNZドルなどを保有することで、通常の銀行では考えられないような高金利も夢ではありません。
現在スワップ金利が高く、保有するだけで高利回りが期待できる証券会社は下記になります。
毎日銀行よりも高金利を得たいなら下記の証券会社は外せません。
しかし、この方法は為替リスクもありますので、注意が必要です。
新興国での定期預金
日本での定期預金では一切期待できない金利でも少し海外に出ると、かつてのバブル期の日本のように高金利を得られる国は沢山あります。
例えば、オーストラリア、カンボジア、ロシア、フィリピンなど
少し上級者むけではありますが…
興味がある方は一度色々調べてみても良いかもしれません。
口座開設サポートの会社もあったりします。
海外の金融商品
預金以外にも海外には様々な運用先が存在します。
比較的安定的に利回りが出ている商品だけでも無数に存在しています。
その中の一つに年利20%以上狙える商品などもあります。
100万円を投資すると1年で120万円になるなど、かなり魅力的だと思いませんか?
管理人もやっておりますが、しっかりと収益を上げてくれています。
仮想(暗号)通貨投資
現在は暗号通貨元年と言われている時期
暗号通貨は少ない金額で爆発的に利回りを伸ばせるため、投資として非常に人気を集めている商品です。
しかしながら、世の中に数千種類あると言われている中で95%以上は詐欺通貨となりますので、投資には注意が必要です。
しかしながら、1年で資産100倍も夢では無い商品となります。
宝くじよりも夢があり、確立も高いのではないでそうか。
元手資金が300万円
元手が100万円の方にオススメした方法は全て3倍の資金で行う事ができますが、
さらに300万円の方に100万ずつ分散を行うことでリスク分散しながらの方法も選択できます。
その他に下記の方法が可能です。
不動産投資
信用や持ち家があるなら、融資を受け、不動産投資も検討できるかもしれません。
また、住宅ローンを利用すれば100万円でも投資が可能ですが、余裕をもって300万円程準備している事がベターです。
不動産はインフレに強い現物資産。
しっかりと勉強し、優良物件を購入する事ができれば老後の安心を得られるかなり優れた方法です。
投資先もマンション、戸建て、ワンルームなど様々な選択肢が持てると思います。
保険商品
現在、非常に注目を浴びている保険があります。
若い世代は少ない資金で積立を組むとができますが、退職後にはあまり時間的余裕は無いと思うので、300万からはじめる事ができる保険がおすすめです。
想定利回りは110%~200%を狙う保険。
期間も最短到達率1年~と非常に短期間で達成が可能です。
興味のある方はFPによる保険相談のプロにご相談いただくと良いと思います。
元手資金が500万円
500万円ある方は資金の一部をある程度リスクある商品に振り分けることが出来るのではないでしょうか?
また、他の長期と短期を組み合わせることができたり、ローリスク、安定リターンのものにしっかりと投資する戦略が有効です。
不動産投資
このくらい資産がある場合は、一棟買いも視野に入ってきます。
好立地などで安く調達できれば一気に不労所得が得られます。
まずは、入居者がすでにいる物件を狙い探して下さい。
ここでもローリスクからはじめるのです。
株式投資
安定的な大型株に手をだすことが出来ます。
キャピタルゲインは期待できませんが、配当や優待が貰えます。
海外ファンドラップ
海外に一度足を運ぶ必要がありますが、元本が比較的守られ高利回り商品が存在します。
日本で営業する事は法律により縛りがあり出来ないため、あまり知られていませんが、
安定的なパフォーマンスを出している商品も存在しています。
元手資金が1000万円~
ご紹介した全てを効率よく運用する事ができます。
また、新たな選択肢として下記の方法があります。
プライベートバンク
プライベート・バンクと聞いて特別なお金持ちがされる印象を持ちませんでしたか?
1億円くらい必要なんじゃ…
決してそうではありません。
場所によっては為替状況によりますが、最低800万円程度からプライベートバンクの運用や助言を受けることができます。
資産の運用方法は本人が担当者とリスク許容度なども話し合える為に安心です。
海外での定期預金
場所によっては一定金額の定期預金を一定期間入れておくだけで金利の他に永住権が貰える国もあります。
メリットは日本より高金利で資産を増やす事ができる上、物価の安い国で老後を暮らす事ができる権利を得ることができます。
生活費が足りないのであれば日本より半分の物価の国で暮らせば資産を2倍にしたことと同じです。
医療や安全面も安定しているのに物価の安いくにもあります。
海外不動産の保有
海外の不動産は日本人ではローンが組めず、ある一定金額が必要になります。
しかしながら、日本よりも利回りが優れている、価値の値上がりも期待できるなどメリットも多いです。
また、永住権が付与されたりする国もありますので2重でお得です。
資産別に対応方法を簡単にご紹介しましたが、より詳しく各商品についてご紹介するページを今後作成するつもりです。
もし、気になる方がいましたら、最後のアンケートにお答えいただければ、優先順位が高いものから詳しく掲載させて頂きます。
続いては親の老後を迎えて直面する問題などのご紹介です。